【効果なし?】髭脱毛で効果がないと感じる7つの原因と解決策を解説

「髭のレーザー脱毛を始めたけれど、思ったような効果が出ない…」
「10回やっても効果がなかった…」

と悩んでいませんか。

髭脱毛で効果がないと感じる原因は、施術間隔や脱毛回数、髭の自己処理方法などが不適切であるためです。適切な方法で脱毛を受ければ、理想の仕上がりに近づけることができます。

本記事では、髭脱毛で効果が出ない7つの原因とその改善策を解説しますので、ぜひ参考にしてください。

目次

髭脱毛で効果がないと感じる7つの原因

髭脱毛の効果が感じられない原因は以下の通りです。

  1. 脱毛に通う間隔が短い
  2. 脱毛回数が不十分である
  3. 毛質に合わないレーザーを使用している
  4. 出力が弱い
  5. 脱毛前後に毛抜きを使っている
  6. 日焼けをしている
  7. 肌の代謝サイクルが悪くなっている

それぞれ解説します。

1.脱毛に通う間隔が短い

脱毛の施術を受ける間隔が短いと、期待される効果を得られません。毛は成長期・退行期・休止期というサイクルを繰り返しています。脱毛効果を得るには、毛乳頭(もうにゅうとう:毛が生える大元)と毛がつながっている成長期にレーザーや光を照射しなければなりません。

脱毛間隔が短いと、成長期の毛にレーザーを照射できず、十分な効果を得られないということです。期待される脱毛効果を得るには、適切な施術間隔を守る必要があります。

2.脱毛回数が不十分である

脱毛回数が十分でないと理想の状態に近づけることはできません。特に髭は、他の部位に比べて毛が太く毛根も深いため、より多くの回数が必要です。

レーザーにより毛乳頭を破壊する医療脱毛でも、1回や2回の施術では効果を感じにくいです。髭は毛が密集しているため「毛の量が減ってきた」と感じるには、5回以上の施術が必要です。

ツルツルにしたい場合は、約10回の施術が必要になってくるでしょう。ただし、個人差があるため必要な回数は増えることもあります。理想の状態にするためにも、医師や看護師と相談しながら十分な回数の施術を受けましょう。

3.毛質に合わないレーザーを使用している

髭脱毛の効果が得られない場合、毛質に適していない脱毛機器を使用している可能性があります。脱毛機器の種類によって効果が異なるため、最適な脱毛機器を選択する必要があります。

例えば、髭脱毛に適した脱毛機器は以下の通りです。

脱毛機器詳細
YAGレーザー深い部分までレーザーが届くため髭の脱毛に適している。色黒の肌にも対応可能。
蓄熱式脱毛器照射時の痛みが弱いため痛みを感じやすい髭脱毛に適している。メラニン量の少ない産毛や金髪も対応可能

髭脱毛を成功させるためには、自分の毛質に最適なレーザーを選ぶことが大切です。医師と相談して施術を進めましょう。

4.出力が弱い

レーザーや光の出力が弱すぎると、毛乳頭に十分なダメージを与えることができず、期待される脱毛効果を得られません。

光脱毛を実施する脱毛サロンでは、そもそも毛乳頭を破壊することはできないため出力が弱いです。そのため、脱毛サロンでは、脱毛効果を実感しにくいです。一方、美容クリニックで実施するレーザー脱毛は、光脱毛と比較すると出力が強く効果を実感しやすいです。

出力を上げれば脱毛効果は高まりますが、やけどなどの合併症リスクも高まります。レーザー脱毛の出力は、患者さんの毛の濃さや肌の状況に合わせて医師や看護師が慎重に調整しているため、患者さんの希望で上げることはできません。少ない回数で脱毛の効果を実感したいのであれば、レーザー脱毛を推奨します。

5.脱毛前後に毛抜きを使っている

毛抜きで髭を抜いてしまうと、レーザー照射の対象となる毛がなくなり、脱毛効果が減少します。レーザー脱毛は、毛のメラニン(黒色の色素)を熱源として、毛乳頭を破壊するためです。髭脱毛を効果的に行うためには、毛抜きの使用を避け、シェーバーなどで処理をしましょう。

6.日焼けをしている

美容クリニックでは、日焼けをしているとやけどなどのリスクが高まるため施術を受けられない可能性があります。たとえ施術を受けられたとしても、出力を上げられないため期待される脱毛効果は得られません。

見た目は肌の色が濃くなくても炎天下で長時間過ごした場合、レーザーの表皮への反応が強く出る可能性があります。少なくとも1ヵ月は時間を開ける必要があります。もともと肌の色が濃い人は、メラニンへの反応が少ないYAGレーザーや蓄熱式脱毛器、針脱毛などを選択するとよいでしょう。

7.肌の代謝サイクルが悪くなっている

肌の代謝サイクルが悪いと髭脱毛の効果が現れにくくなります。肌の代謝が悪いと毛の成長サイクルも乱れ、効果的な施術のタイミングが失われるためです。また、肌荒れなどが起きてしまうと、肌を保護する機能が低下して施術による肌トラブルのリスクも高まります。

肌の代謝サイクルを乱す原因は、食生活の乱れや睡眠不足、ストレスなどが挙げられます。髭脱毛の効果を引き出すためには、肌の代謝サイクルを整えることが大切です。食事や睡眠など規則正しい生活を心がけましょう。

髭脱毛で効果がないと感じる場合の改善策

髭脱毛で効果がないと感じる場合の改善策は以下の通りです。

  • 毛周期を守って十分な回数施術を受ける
  • 自己処理は毛抜きではなくシェーバーを使う
  • 普段から保湿とUVケアを徹底する

それぞれ解説します。

毛周期を守って十分な回数施術を受ける

髭脱毛の効果を高めるためには、毛周期を守り、十分な回数施術を受ける必要があります。脱毛間隔と施術回数は下記を参考にしてください。

項目詳細
脱毛間隔1ヵ月半〜2ヵ月
施術回数(髭をツルツルにする場合)約10回

上記はあくまで目安です。特に施術回数は個人差があるため注意が必要です。医師や看護師とのカウンセリングで適切なプランを立てることが重要です。

自己処理は毛抜きではなくシェーバーを使う

脱毛効果を高めるためには、シェーバーの使用を推奨します。毛抜きや脱毛クリーム、ワックス脱毛などを使用すると、レーザーを当てる熱源となる毛がなくなり、期待される脱毛効果を得られないためです。

毛の長さの理想は1mmほどです。男性の髭は早く伸びるため、午前中の施術を受ける場合は前日に、午後から施術を受ける場合は当日の午前中に剃りましょう。

普段から保湿とUVケアを徹底する

髭脱毛の効果を高めるためには、普段から丁寧に保湿し、UVケアを怠らないことが大切です。乾燥肌や日焼けをした肌は、レーザーや光によるダメージが強くなります。また、施術効果が低下するだけでなく、肌トラブルのリスクも高まります。

場合によっては施術を断られることもあるため、脱毛前後はスキンケアを徹底することが大切です。髭脱毛を成功させるためにも、化粧水や保湿クリーム、日焼け止めなどでスキンケアを行い、肌を最適な状態にしましょう。

鼻下や顎の髭がしぶとい理由

鼻下や顎のヒゲは、髭脱毛のなかでも効果が出にくい部位として知られています。鼻下は毛が密集しているうえ毛根が深く、レーザーや光が十分に届かないことが多いためです。

また、鼻下の肌は敏感であり施術中に痛みを感じやすい特徴があります。そのため、出力を上げにくいことも効果が出にくい理由です。

鼻下や顎の髭脱毛は、他の部位よりも時間がかかる場合がありますが、適切な出力で根気よく続けることで効果が実感できるようになります。

髭脱毛をするなら医療脱毛がおすすめ

髭脱毛は効果を実感しやすい医療脱毛がおすすめです。医療脱毛は、医療機関でしか使用できない高出力のレーザーを用いて毛乳頭を破壊するため、美容脱毛と比べて効果が高く長期間の脱毛状態を維持できるためです。

特に毛が太く毛根が深い髭の場合は医療脱毛がおすすめです。理想の状態に近づけるためにも、医師や看護師に施術間隔や脱毛回数、毛の処理方法などを確認して、適切な脱毛プランを立てましょう。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

医療Webライター
ライター歴3年目
医療記事執筆数150記事以上
正看護師免許、YMAA認証マーク保有

コメント

コメントする

目次